ぽぽのあたり 坪内稔典自選十句より

Поделиться
HTML-код
  • Опубликовано: 1 фев 2025
  • 坪内稔典(としのり)さんは、通称「ねんてん」さん。1944年愛媛県生まれ。正岡子規の研究で名高い国文学者にして、京都教育大学名誉教授。俳句グループ「船団の会」(1985-2020)の代表もつとめました。ですがその真髄は、なんと言ってもユニークな実作の世界。なんだかよくわからないけれど、一度聞いたら忘れられない俳句、こどもから大人まで幅広い人気を持つ俳句、リズムが面白くてつい口ずさんでしまう俳句、そんな作品の数々で知られています。今回の配信ではその「ねんてんワールド」が炸裂。不思議で楽しくて、思わずジーンとしてしまうことでしょう。あなたもねんてんファンになること請け合い。さあ、みんなで河馬になりましょう。
     一体、ぽぽのあたりってどこなんでしょう。よくわからないけれど、とにかく気になる。そんなねんてんワールドの代表傑作がこの一句。たんぽぽは古来 鼓草と呼ばれ、鼓の音からの連想で「ぽぽ」と呼ばれたこともあったようです。そんな知識を持ってしてもこの作品の謎はとけません。いえ、解けずにいっそ謎に溺れてしまいたい。そんな気分にさせてくれる作品です。

Комментарии • 1

  • @YUY-hz5cd
    @YUY-hz5cd 9 месяцев назад +1

    たんぽぽの句が、句会で▢点だったというのが・・
    自信があるのに点が低かったり、たまーに逆もありますけど
    俳句を書く人なら、みんな悩むところではないでしょうか